失敗して落ち込んだ時には・・・
- 小林 紋子
- 2022年8月9日
- 読了時間: 4分
ちょっと想像してみてください。
ある日のことです。とある会社に勤めるAさんは前日の発注数を間違え、朝から大騒ぎになってしまいました。 「みんなに迷惑をかけてしまった。それだけでもへこんでいるのに、上司に大勢の前で叱責までされて・・・。あんな言い方しなくてもいいのに。恥ずかしいし、もう立ち直れない😭」 すっかり落ち込んでしまったAさんですが、仲間の助けもあって、ピンチを切り抜けることができました。
完璧な人はいません。失敗しない人もいません。
失敗した時は、「その後どう動くか?」が大切です。
辛い思いをしたAさんですが、失敗から多くを学ぶこともできました。
起こってしまったことに対して、どう対処したらいいのかを学びました。
同じ間違いを繰り返さないようにはどうしたらいいか対策を考えました。
今まで何となく上手くいっていたので意識していなかったことが、失敗して初めて改善すべき点であることに気付きました。
助けてくれた仲間に感謝し、信頼関係をより一層深めることができました。
・・・失敗しなければわからなかったことばかりでした。
今後、もし仲間の誰かが同じような失敗をしたときには、Aさんの方が助けてあげることもできるでしょう。
一昔前のロールプレイングゲームで例えるなら
A は発注のスキルを手に入れた A はフォローのスキルを手に入れた B と C が仲間になった 経験値を 1 ポイント獲得した
といったところでしょうか(笑)
あなたが経験したことはすべてレベルアップに繋がります。
失敗、逆境、挫折などその辛い経験をしたときには、その分、得るものも大きくなります。
上手に活かしましょう。
大丈夫。
あなたはこの先、どんなことも乗り越えて、次のステップへと踏み出すことができます。
失敗を恐れるあまりに縮こまってしまってはもったいないですよ。
さあ、ここからリベンジです!
積極的に経験値を上げていきましょう。

叱られたことを引きずってしまっているときの対処法
あなたが頑張っていること、きっとその人は知っています。
強い口調はあなたへの期待の表れかもしれません。
ただ・・・
「こんなこともできないの?」「言っていることがわからないの!?」「もう、やめちゃえば?」・・・
こんな言葉を真に受けてしまうと、辛くなってしまいますよね。
誰かの言葉に落ち込んだり、傷ついたりしたときには、その言葉の奥にある、その人の「本当に伝えたいこと」に意識を向けましょう。
「そんなこと知らない!考えたくもない!」ですか?
では、あなたの隣に「きつい言葉」を通訳してくれる人がいるとイメージしてみましょう。
大好きな人、尊敬する人、歴史上の人物、ドラマやアニメの登場人物・・・
「この人の言葉なら素直にうなずけそう♪」という人を選んでください。
ペットの猫ちゃんとか、人でなくても大丈夫です(*^-^*)
例えば誰かに「こんなこともできないの?」と言われたとします。
その人が即座に「君ならできるはずだよ✨」と通訳してくれたとしたら。
いかがですか?
心にスっと入って、気持ちが軽くなりませんか?

言われたことが頭から離れないときの対処法
「嫌なことを言われて傷ついた時のことを何度も思い出しては同じように腹が立ったり悲しくなったりしてしまう」というときには、こんな方法はいかがでしょう?
海外ドラマや映画の吹き替え版をイメージしてください。
「言われたくなかった言葉」を「代わりに言ってほしい言葉」に置き換えてその場面を再生してみます。
言われて傷ついてしまった言葉の代わりに「何と言われたらうれしいか」、予め考えておきましょう。
同じことを思い出してしまうたびに吹き替えて再生してください。
ふとその場面を思い出したときに、感じ方が変わっていたら成功です。
先ほどのように大好きな人に通訳してもらってもいいです。
ただ、言葉の発信元「つまり自分を認めてほしいと思っている人から直接ポジティブな言葉を聞けた!」とイメージできると、心を立て直すのにより効果がある、と私は思います。
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